4月28日、今年も新潟県某所にクロサンショウウオを見に行ってきました。
ここ数日の気温と雨で、雪解けもかなり進んでいるようです。
この日も天気が良く、気温もかなり上がってきました。
山中の棚田に通じる道を歩いていくと、まずは水たまりにヤマアカガエルの卵塊を見つけました。
雪解け水の流れる沢の水温は3.2℃と冷たいのですが、卵塊のある水たまりは12.2℃とかなり温まっています。
最初のため池に到着。
遠目に見てもかなり濁っています。
これでは撮影できないので、次のため池に向かうことにしました。
2番目のため池に到着。
こちらもかなり濁っていて、よく見るとコイが泳いでいます。
クロサンショウウオの卵嚢がすこしあったのですが撮影には濁りすぎだし、この時季の澄んだ水をみたいので、ここもあきらめ、次に向かうことにしました。
3つ目のため池に到着。
今度のため池はきれいに澄んでいました。
池の中をよく見ると、早速クロサンショウウオを発見!
水中の枯れ枝にクロサンショウウオがたくさん群れています。
水温を測ってみると12.6℃と、かなり暖かくなっていました。
卵嚢はまだ膨らんでおらず、どうやら産卵は始まったばかりのようです。
早速水中撮影の準備をすることにしました。
クロサンショウウオは優に20~30個体はいるようです!
すごい数に驚きつつ、水中撮影を開始。
撮影中、カメラにも群がってきました!
カメラを近づけすぎてしまい、少しサンショウウオを散らしてしまいましたが、それでも群がっている様子を撮影することができました。
水底にもクロサンショウウオがたくさんいて、カメラを静止させておくと、カメラの周りにも近づいてきました。
あまりのことに震える手をおさえつつカメラの向きを操作しつつ、数時間撮影を続けました。
かなり撮影をしたので、別のため池にも行ってみることに。
次のため池にもクロサンショウウオの卵嚢があったのですが、成体はいません。
とりあえず卵嚢の写真をしばらく撮影したところで夕方に。
帰りに畦道を歩いていると、雪解け水の流れの中に動く物を発見。
雪解け水の中にはヤマアカガエルが。
水中で平たくなっています。
じっとして動かないので、接近して撮影。
今日はヤマアカガエルに始まり、ヤマアカガエルで終わりとなりました。
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