廃盤レコード

久しぶりに吉祥寺に行ったら、”廃盤レコード堀出市”が開かれていたので、つい立ち寄ってしまいました。


全体をざっと見ていると、あり得ない値段のついた一群が目につきました。


1枚¥80~¥280という破格の値段!


怪しみつつ見てみると、ジャケットに貸し出しカードの袋が貼り付けてあります。


セロテープで貼り付けてあるので、ものによってはジャケットが変色していてかなり痛々しい。


でも、まあ、破格の値段だしと思って探ってみると、普通のCDショップではまず見られないようなラインアップが並んでいます。


ジャン・フィリップ・ラモー クラブサン名曲選、フォスター歌曲集、マヌエル・バルエコのギター、などなど。


これだけ買って、たったの¥780円です!


さっそく、帰ってからレコードをかけてみました。


レコード盤そのものにはゆがみもなく、傷や汚れもほとんど見られず、状態は上々です。


ところで、ジャケットに貼られている貸し出しカード袋。


最初に見たときは、どこかの図書館が処分したものが流れてきたのかな、と思っていたのですが、「KBCレコード室」と書かれています。


何か分かるかなと思い、ググってみると、どうやらKBCは九州朝日放送のようです。


放送局が処分したものが、廃盤レコード市に流れてきたようですね。


どうりで保存状態がいいはずです。


もっと買ってくればよかったかな?