竹の曲がりを修正して伸ばした竹は、作業を進め、ワカサギ釣り用の竿となりました。
竹の両端を整形してから、先端は節の穴をいったん埋めてから、ドリルで穴を開け、竿先をつけられるようにしています。
次に、釣具店で購入したチューブの漆を塗りました。
漆は4~5回重ね塗りをしています。
漆を塗ったら、リールシートを糸で巻いて固定。
最後に、落下防止用のひもを竿尻につけて完成です。
竿先をつけるとこうなります。
竿先は以前に作った物で、こちらも自作です。
竿先は古い竹刀の一節分を切って、竹の表面を残すように薄く削っています。
竿のしなり具合を自分の好みで作れるのが、自作のいいところですね。
糸を通すガイドは真鍮線を丸く輪にして作り、アルミテープで貼り付けています。
竿先も仕上げに漆を塗っています。
色味からは、もう少し重ね塗りをしたいところでしたが、あまり塗るとしなり具合が硬くなってくるので、適当なところで終わりにしています。
後は釣りに行くだけです。