自然環境調査


~動物調査~

-哺乳類

 足跡や糞などを調べるフィールドサイン調査、ネズミ類を対象としたトラップ調査、赤外線セ

 ンサーカメラを使った生体写真の撮影、バットディテクターを使ったコウモリ類調査などを行

 います。

 

-両生類・爬虫類

 踏査による調査。特殊な調査方法として、サンショウウオ類のフェンストラップ調査なども行

 います。

 

~水生生物調査~

-魚類

 タモ網、投網、定置網などを用いた捕獲調査や潜水調査など。エレクトリックショッカーによ 

 る捕獲調査も行います。

 

-底生動物

 サーバネットを用いた定量調査、定性調査を行います。

 

-付着藻類

  主にコドラートによる定量調査を行います。

 

現地調査を伴わなくとも、資料整理、データ解析および報告書作成についても承ります。



調査機材の開発

水中用自動撮影装置

   CCDカメラを利用した、水中用の自動撮影装置を開発いたしました。

 

  • 魚類の遡上状況などの調査に適しています。
  • 小型CCDカメラを用いているため、様々な場所に設置できます。
  • 静止画像として記録するため、撮影した魚類の同定が容易です。
  • 撮影された時刻が記録されるので、魚類の活動時間などを詳しく把握できます。
  • 装置が小型なので、小河川や水路などの調査に適しています。
  • バッテリー使用により、電源のない場所でも約3日間の連続使用ができます。 

   

  • 透明度の低い水域では使用できません。
  • 画角が狭いため、水深が深い所では死角が大きくなります。
  • 解像度が低いため(640×480)、デジタルカメラほどの鮮明な画像とはなりません。 

 

本機は、画面内に変化があると画像を記録するものです。このため、陸上で使用すれば、従来の赤外線センサー式のカメラでは撮影が困難だった両生類や爬虫類も撮影することができます。コルゲートパイプやカルバートボックスの利用状況調査などへ応用することができます。