普段目にすることの少ない、前から見た魚の顔を撮ってみました。
まだまだ少ないですが、これから徐々に増やしていくつもりです。
ヤツメウナギ目
ヤツメウナギ科
スナヤツメ Lethenteron sp.
コイ目
コイ科
コイ Cyprinus carpio
ギンブナ Carassius sp.
ヤリタナゴ Tanakia lanceolata
タイリクバラタナゴ Rhodeus ocellatus ocellatus
ハス Opsariichthys uncirostris uncirostris
オイカワ Opsariichthys platypus
エゾウグイ Tribolodon sachalinensis
ウグイ Tribolodon hakonensis
モツゴ Pseudorasbora parva
タモロコ Gnathopogon elongatus elongatus
ゼゼラ Biwia zezera
カマツカ Pseudogobio esocinus esocinus
ニゴイ Hemibarbus barbus
ドジョウ科
ドジョウ Misgurnus anguillicaudatus
シマドジョウ種群 Cobitis sp.
ホトケドジョウ Lefua echigonia
ナマズ目
ギギ科
ギギ Pseudobagrus nudiceps
アカザ科
アカザ Liobagrus reinii
サケ目
キュウリウオ科
ワカサギ Hypomesus nipponensis
アユ科
アユ Plecoglossus altivelis altivelis
サケ科
ヤマメ Oncorhynchus masou masou
スズキ目
ハゼ科
マハゼ Acanthogobius flavimanus
ヨシノボリ属 Rhinogobius sp.
ドジョウ科3種の顔を較べてみました。上からホトケドジョウ、ドジョウ、シマドジョウ種群です。
ホトケドジョウの口は、顔のほぼ中央にあり正面を向いています。鼻管が眼の前方に、1対のひげ眼の前上方にあり、前方視界を遮っているように見えます。
ドジョウの口は中央より少し下側にあり、前下方を向いています。ひげは全て口の周りにあります。鼻管が眼のすぐ前にあり、前方視界を少し遮っているように見えます。
シマドジョウの口は顔のかなり下側にあり、ほぼ下向きとなっています。他の2種に比べて顔が縦長なので、うまづらに見えます。ひげは全て口の周りにあり、鼻管は眼より下側にあるため、遮る物が無く前方視界が良さそうです。
自宅で飼育しているコイ科魚類3種の顔を較べてみました。上からタイリクバラタナゴ、ヤリタナゴ、ウグイです。
タイリクバラタナゴは体高が高く強く側偏しており、眼はほぼ完全に横を向いています。このため、どうも前方は視界の端でしか見ていないのではないかと思われます。
ヤリタナゴはタイリクバラタナゴに較べて体高が低いのですが、やはり側編しており、眼は横に向いているため両眼視野は狭く、前方視界はあまりよくなさそうです。
ウグイは強い側編はなく、紡錘形をしています。眼はやはり側面に付いていますが、頭部が円すいに近い形になっているので眼はやや前方にも向かっているようです。黒目の部分も縦長の楕円状に写っており、タナゴ類に較べて両眼視野が広そうです。